任意売却による買戻しについて

リースバック

任意売却における買戻しとは

買戻し・リースバック

任意売却における「買戻し」とは、民法で指し示す「買戻し」とは異なります。

参考:『自宅に住み続ける方法はありますか?

第三者に対して売却せず、身内(親子、親戚、知り合いなど)間で売買して、そのまま住み続ける場合の任意売却を示していることが多いです。

一旦、身内(知り合い等)に買い取ってもらい、その後、数年経った段階で、買い取った身内から、自分自身が買い戻す予定を計画するところから、「買戻し」と呼ばれるのであります。

広義の意味では、リースバックも、知っている買主に物件を売却して、そのまま居住を継続することになり、数年後、その買主から約定に基づき買い戻すことになりますので、買戻しという部類に入るのかと思われます。

ただ、リースバックの場合、その名の通り、リース(賃貸取引)という言葉がつきますので、第三者的な立場である投資家などが一旦買い受け、その後、投資家と賃貸借契約を締結することを指し示すことが一般的です。

どちらにしましても、引越しをしないで、任意売却をすることになりますので、自宅を手放したくない方や、引越しをしたくない方にとっては、とても便利な方法です。

任意売却における買戻しの現実

この「買戻し」ですが、事実、住宅ローンを滞納した方々の相談を受けますと、買戻し(リースバック)を希望される方が、実際、かなりの数に上ります。

が、しかし!

…残念ながら、買戻しを行うには、それなりの条件が必要です。

希望される方が多い一方で、それと裏腹に、任意売却にて買戻しができている件数というのは、相対的に少ないです。

この点は、同業他社の方との話でも、数としては、相対的に少ないという結論にいたっております。

ちなみに、買戻しが難しいのは、事情を理解して、買受してくれる人が身の回りにいなく、また、買受してくれる人がいても、通常の住宅ローンを組むことは非常に困難であるからです。

…ただ、『自宅を任意売却にて買戻し』のような事例で挙げたように、身内の方が、それなりの現金を持っていて、さらには、任意売却における金額が、予算に見合うのであれば、身内間であっても、買戻しは可能です。

まとめ

基本的には、任意売却における買戻し(リースバック)は、条件が合わないと難しいのですが、ケースによっては、十分可能でもあります。

その点は、早期の相談を行うことによって、解決策が見出されることかと思います。

多種多様な面から、方策を検討し、そのうえで、買戻しができないのであれば、それは一つの良き大きな一歩となりえます。

無理だとは思っていても、もし、気持ちの中で、買戻しを希望しているのであれば、任意売却の相談の段階で、できるかどうか、ぜひお聞きされるのが良いでしょう。