任意売却はプロフェッショナルにご相談を

専門家にお任せ

住宅ローンを滞納し、任意売却をしなくてはならない段階では、どの不動産会社に依頼をすべきか、迷われる方が結構多いです。

もちろん、任意売却は、不動産の売却にすぎませんので、基本、どの不動産会社に任せて同じという考えも一理あります。

しかし、不動産業務を幅広く扱う一般の不動産会社と任意売却の専門をしている不動産会社とでは、任意売却に関しては、数をこなしているという点で、やはり、明確な差があるのもまた事実です。

参考:任意売却の専門会社と一般の不動産会社の違いは?

不動産の売却を依頼する際、「ウチの会社では、任意売却も、取り扱っています。」などと言うのは、正直、誰でも言えることです。(参考:根拠がない発言をしていないかどうか?』)

売却を依頼する際には、そうした安易に出てくる言葉に、十分注意をしていただき、できうることなら、任意売却を専門としているプロフェッショナルの担当者や会社に依頼するのが望ましいです。

マンション購入時の不動産会社に任意売却を依頼したEさん

売却依頼先を購入時の会社に依頼したEさん

住宅ローンを滞納し始めて、不動産売却を検討し始めたEさん。

その当時はまだ、任意売却という言葉を知らず、どこの不動産会社に相談をすれば良いのかがわからなかったので、購入時に利用したマンション分譲会社に相談をし、その関連会社であるC不動産会社に、不動産の売却を依頼しました。

売却の依頼をした際、初めて任意売却をいう言葉を知ったEさんでしたが、「大手で名が通っているから安心だろう。」…という期待で、特に何も疑わず、依頼した不動産会社にそのまま任せていたのでした。

ところが、その不動産会社では、任意売却の取引はあったものの、Eさんを担当したその若手の営業マンが、任意売却に関する知識や経験が不十分であったそうです。

売却活動期間中、良い購入者が現れたそうですが、複数の債権者(抵当権者)の交渉を取り纏められないまま、時間が過ぎさり、最終的には、話がこじれてしまい、なんと、競売によって、ご自宅は落札されてしまったのでした。

競売落札後の強制執行による退去

競売の落札では、買取を目的とする会社が落札をし、かなり安い金額で売却されてしまいました。売却基準価格よりも、上回る金額でしたが、売却活動途中に申込を頂いた金額には、遠く及ばなかったそうです。

残債務が、予想にも反して残ってしまったEさんは、ショックを受けたそうです。

それでも、仕方がないと受けて止めて、前向きに行動をされましたが、あいにく競売で落札した買取業者からは、一銭も引っ越し代をもらうことができず、強制執行によって、退去させざるえない状況となってしまったのでした。

任意売却のプロフェッショナルに依頼をしていれば…と後悔したEさん

任意売却の活動中に、引っ越し費用を貯めたほうが良いというアドバイスも、C不動産会社の担当者からなかったそうで、強制執行の退去に際しては、別のところから借入をして用立て、引っ越しをされたのでした。

競売で落札後、任意売却を専門とする会社があることを知ったEさん。

退去間際、やむを得ない状況で、ローンを滞納した最初の段階で、任意売却のプロフェッショナルに依頼をすれば良かったのではないかと、後悔されていました。

まとめ

もし任意売却に係る知識や実績が豊富なプロフェッショナルの担当者であれば、購入申込が入った段階で、何とか取りまとめを行うべく、アクションを起こし、競売で落札された価格よりもはるかに高い金額で売却ができた可能性が高いでしょう。

また、仮に任意売却でまとまらず、競売になったとしても、引っ越し費用に関する提案が担当者からあれば、強制執行によって、辛い思いをして退去することは確実に回避できたはずでしょう。

参考:引っ越し費用がなく、どうしたらよいでしょうか?【前編】』『引っ越し費用がなく、どうしたらよいでしょうか?【後編】

任意売却を、どの不動産会社に依頼するかで、任意売却後の残債務の支払事も大きく変わってきます。

参考:任意売却は、どの業者に相談・依頼するのが良いですか?【前編】』『任意売却は、どの業者に相談・依頼するのが良いですか?【後編】

冒頭で申し上げたように、任意売却の会社選びにあたっては、任意売却に対する会社の方針(考え方)を確認して、慎重に行い、できるうることなら、任意売却のプロフェッショナルに依頼をするのが望ましいです。

わかりましたか?